ホンモロコ

突然ですが、この写真の魚が何だかわかりますか？

ホンモロコという淡水魚です。旬の時期は11月～3月の寒い時期。松葉ガニや親ガニの陰に隠れてしまって脇役のような存在ですが、鳥取でもたくさんのホンモロコが生産されています。鳥取にとって忘れてはいけない食材になりました。

元々は琵琶湖の固有種とされていますが、今では全国各地に移植されているようです。ここ鳥取市でも気高町奥沢見のホンモロコが注目を浴びています。

ホンモロコは骨が柔らかく、その身も淡水魚特有の匂いが無く、淡白で上品な味わいであることから様々な料理に利用可能で、関西方面（特に京都）では高級淡水魚として取り扱われています。

食べ方としては、まずは塩焼きがお勧めです。

特に、炭火で焼いて食べるとホンモロコは淡水魚No.1と思ってしまいます。

そして、定番の南蛮漬け。

ホンモロコを炭火で焼いておきます。そして、鍋に調味料を入れスライスしたタマネギや細切りしたパプリカを加えて沸騰させ赤唐辛子を入れ、焼いたホンモロコを加えてひと煮立ちさせる…といった手間がかかるメニューですが、ホンモロコ独特の風味を楽しんでいただけます。

それから、忘れてはいけないのが佃煮です。

柔らかく骨まで食べれる伝統料理です。加工品としても販売されてます。

そして、天ぷら。

活きのよいホンモロコの揚げたての天ぷらを抹茶塩で食べるのがお勧めです。

ほっくほくのさわやかな白身の食感とともにホンモロコの風味がお楽しみいただけますよ。

ホンモロコは基本的には頭や骨ごと食べれる食材なのでカルシウムをたくさん摂取できます。のど越しがやわらかく、あれよあれよという間に胃に収まります。さっぱりした味でありながら、ほのかな甘さだけはしっかりと口に残ります。

鳥取市気高町のホンモロコを食べてみたい方は事前にご連絡くださいませ。

電話0857-54-1638店主まで

インターネットでもご予約いただけます。

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